買取店で買取できないものは何?事前に知っておこう
「コレを買取してもらいたいけれど、売れるのかな?」と疑問に思うことはありませんか?
多くの不用品は買取してもらうことができますが、なかには買取できないものもあります。
店舗に持っていって「やっぱり買取できなかった」となってしまう前に、買取できないものを前もって知っておきましょう。
今回は、買取店・リサイクルショップで買取できないものをまとめていきます。ぜひ参考にしてみてください。
買取店で買取できないのはどんなもの?
買取店で買取できないものは、
- 盗品
- コピー品・偽物
- 凶器・武器
- 医薬品・医療機器
- 官給品
- 防犯登録が抹消されていない自転車
- 廃局届の出ていない無線機
- 希少動物の剥製・毛皮・象皮
- 家電リサイクル券を発行しているもの
- 名前や住所が書かれているもの
- リユースできないもの
- 耐用年数が過ぎているもの
といったものです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
盗品
盗品を買取することは違法です。
盗品とわからずに売る・買取するという行為は違法にはなりませんが、のちに返還要請があれば盗難日から2年以内の場合は返還しなければいけません。
また、盗品と疑われるものも買取できないことがあります。たとえば、大量の宝飾品や、新品のゲームなどは店舗によっては買取不可になります。
コピー品・偽物
偽物の製造は商標権の侵害にあたります。そのため、偽物の売買は法律で禁じられているのです。
偽物と知ったうえで売ると罪に問われるので、注意しましょう。偽物とわからずに売るのは違法ではありませんが、買取成立しないことがほとんどです。
コピー品・偽物の買取については、
こちらのコラムも参考にしてみてください。
凶器・武器
銃刀法に接触する凶器・武器は買取できないケースがあります。主に、以下のものは買取できないので注意しましょう。
- 刃渡り15cmメートル以上の刀
- やり及びなぎなた
- 刃渡り5.5cmメートル以上の剣
- あいくち並びに45度以上に自動的に開刃する装置を有する飛出しナイフ
- 0.2gのBB弾で0.98ジュール以上の弾速のエアガン
- クロスボウ(ボウガン)
歴史的価値のある刀剣などは、買取できる店舗もあります。刀剣を売りたい方は、刀剣買取専門店を利用してみてください。
ただし、刀剣を売る際には「銃砲刀剣類登録証」があるかどうかを確認しましょう。登録証なしに刀剣を所持していると、銃刀法違反になってしまいます。
医薬品・医療機器
医薬品や医療機器は、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)により取引が制限されています・
- 薬
- 治療機器
- 血圧期
- コンタクトレンズ
- 補聴器
などは買取できません。
ちなみにサプリメントは、買取できるケースがあります。
官給品
官給品とは、自衛隊員が国から支給されているもの。官給品の買取は基本的にはできません。ただし、ミリタリー専門の買取店などでは、買取しているケースも。また、大日本帝國陸軍などの軍服は買取可能となっている店舗があります。
防犯登録が抹消されていない自転車
自転車を利用するには、防犯登録が義務付けられています。防犯登録が抹消されないまま他の人の手に渡ってしまうと、その自転車は盗難を疑われてしまうことに。そのため、防犯登録を抹消していない自転車は、買取することができません。
廃局届の出ていない無線機
無線局登録申請をしている無線機は、利用料の支払い義務が生じます。そのため、廃局届けが出されていない無線機は、買取できません。
また、技適マークがついていない無線機も買取不可です。技適マークがついていない無線機は日本で利用できないためです。
希少動物の剥製・毛皮・象皮
希少動物の剥製・毛皮・象皮などの取引は、ワシントン条約により制限されています。
希少動物の例として、
- トキ
- イリオモテヤマネコ
- ハヤブサ
- タガメ
- ジャイアントパンダ
- アオウミガメ
- アフリカゾウ
- アジアゾウ
などがあげられます。
そもそも希少動物の取引はできないため所持しているケースも少ないのですが、まれに規制前に取引されたものもあるので注意しましょう。
家電リサイクル券を発行しているもの
家電リサイクル券を発行している家電は、家電リサイクル法により指定取引場所に持ち込むように定められています。
家電リサイクル法の対象となるのは、
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
の4種類です。
これらの家電を売りたいと考えている方は、家電リサイクル券を発行しないようにしましょう。
名前や住所が書かれているもの
個人情報がついているものは買取できません。
注意したいのが、スマホやタブレットなどを売るときです。個人情報のデータが内部にある状態では売れません。そのため、スマホやタブレットなどを売るときには、しっかりとデータを消去した状態で売りましょう。
リユースできないもの
再販売できない状態のものは、買取できないケースがほとんどです。
- 破損しているもの
- 価値が低いもの
は買取を断られてしまうケースが多いので注意しましょう。
ただし、ブランド品や腕時計などは破損していても買取できることがあります。「高額だけど壊れているから売れないかも・・・」といったものがあれば、問い合わせてみましょう。
耐用年数が過ぎているもの
耐用年数とは、減価償却資産を使用できる期間のこと。簡単に言うと、モノとしての価値があると見なされる期間のことです。
耐用年数は省令で定められています。モノによって耐用年数は異なり、
- 冷蔵庫:8~10年
- 洗濯機:7~8年
- テレビ:6~7年
- 電子レンジ:8~10年
- パソコン:4年
となっています。
国税庁のホームページで調べることができるので、チェックしてみましょう。
参考:国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」
買取を考えているなら「おたからや倉敷店」へ!
ここまで、さまざまな「買取できないもの」を解説してきました。
なかには法令で取引が制限されているものもありますが、店舗によっては買取可能となるものもあります。
おたからや倉敷店では、壊れてしまったバッグや腕時計も買取可能です。「売れるかどうかわからない」と迷っている方は、まずはおたからや倉敷店にご相談ください。
買取方法は店頭買取・出張買取・店頭買取から選択できます。ご都合に合わせてお選びいただけます。相談は無料です。気軽にご相談ください。
まとめ
買取できないものはさまざまあります。多くのものは法律で制限されているもので、ほとんどの買取店・リサイクルショップで買取できません。なかには、店舗によっては買取できるものもあるので、気になるものがあれば買取店に相談してみましょう。